明日はどっちだ?
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UNCHAIN DAYS ハバロフスク〜アルハラ〜チタ
2011.09.11 Sunday
しばらくぶりです。ちゃんと生きてますけえ。じゃけえじゃけえ。
重い腰を上げハバロフスクを出発。
ここからが1番大変な約1000マイルとちょっと。ドキドキしながら挑んだ。
が、
全然そーでもないじゃん。そりゃ、嫌な砂利ダートだって時々あるけど、別にNo,Probrem.
いや、これはきっと二本サスのオンロードバイクの人達が言った事なのか?若しくは工事が大分進んだのだろう。
時間が約500km走ったぐらいで野営地を探しに…しかし、できそうな所はなく、小さなオピネルのナイフで熊や虎とは戦えません。
ガソスタ近くにいたオッサンに宿はねえかと聞いたらそこそこ近くにあると。よし!今日は田舎宿や!
…行けど行けどねえんですが…
今度は別なオッサンに聞く「イポンスキー、すぐ近くだ、着いてこい」
無事到着し、チェックイン。400ルーブル(約1200円)。安過ぎて不安になったが、部屋は清潔だ!ウラジオストクのゴキブリ長屋が最悪なだけね。
ブログ用のiPhone Photoなんでこんなんで許してちょんまげ。
荷物を運んでたら酔っ払いに絡まれる。めんどくせー。疲れてるから寝かせろ!と思っていたが、ビールをしつこく勧めてくる。面倒な押し問答もあったが(僕はロシア語わかんないけどね)最終的に彼らは一緒にお酒を飲みたかっただけなのね。
アトラスマップ指差して今どこなんだ?と聞くと、困っていた。きみたち、ここに住んでるんでしょうが…
一組の家族連れが現れ、聞いてみたら親切に教えてくれた。
「どこまでいくの?」
「西の果てまで」
「ウチはチタなんだけど、一緒に行こうよ!」
「マヂスカ!!」
なんと心強い!やったぜ!
ちなみに、ここはアルハラという名前の小さな街。日本人なんか一人も居ないから、リンチにでも合うんじゃないかとビビりまくりだったのだ。
セルゲイ&インナ夫妻
子供たち。フェアリングのロシア語はウラジオストクの税関に書かれた。
翌朝、少々寒い中荷作りをする。そういえば、どれくらいで行くのか聞いてなかったな。
「今日はどこまで?」
「もちろん、家までよ。」
「家って?チタ?」
「当たり前じゃないの。」
…あの〜、約2000kmあるんですが…
道の途中で。
そんでセルゲイ、どうやらオートバイに乗りたいらしい。
彼はロシア語しかわからないので、インナに通訳を頼む。
てな訳で
ライダー交代。
うおー、車は快適だぜ!眠くなるぜ!あれ、セルゲイ見えなくなってんだけど… おぉいおい、5速でぶん回しまくってんじゃん!!!…程なくして止まる。
あらま、ガス欠んなっちまった。そらそうさ、こっちはガソリンとエンジンとタイヤをセーブして300km走っても余裕があるぐらいにしてんだもの。
予備ガス入れて、それを伝えると理解はして貰えたようだ。うんうん、それでよし。
約200km毎に交代して、走る。僕は車も運転した。右ハンドル、右側走行はロシアルール。
彼らのスパシオ。逆光許して。
夕方ぐらいで約1000km。ううぅ、日本の真冬の夜を走ってるぐらい寒い…
セルゲイが代わってやると。なんかイラついとる。そりゃそうさ、250過積載で、時速150kmの車と一緒に走れる訳がない。所々待っててもらってたんだ。インナは「気にしないで、私達はあなたと旅ができてとても楽しいんだから」と。
でも、これじゃ今日中には着かないぜ。
程無くして夜。
標高が高いのか極寒でござい!
バハライトをハイビームにして、何も無い先へ。
一寸前も一寸先も闇。
辺りは真っ暗闇。
極度の緊張感で眠くなる。
…このバイク、メーターの照明ないんだ!見えないからそっちの計算で止まってくれと伝える。
あと、500kmの所。夜中の2時。彼らもやはり眠いという事なので、仮眠。
車の外気温みたら2度!
全部のオーバーウェアを着てみたが、
バイクウェアってすげー!寒くないもの。
翌朝5時半、出発。
朝も冷える。息が白い。
空が白んで行くのが美しい。
西へ進んでいるのでミラーから朝焼けを望む。
ツンドラのホリゾンタル。
大丈夫、まだ行ける!
午前10時ぐらいかな?チタへ到着。
重い腰を上げハバロフスクを出発。
ここからが1番大変な約1000マイルとちょっと。ドキドキしながら挑んだ。
が、
全然そーでもないじゃん。そりゃ、嫌な砂利ダートだって時々あるけど、別にNo,Probrem.
いや、これはきっと二本サスのオンロードバイクの人達が言った事なのか?若しくは工事が大分進んだのだろう。
時間が約500km走ったぐらいで野営地を探しに…しかし、できそうな所はなく、小さなオピネルのナイフで熊や虎とは戦えません。
ガソスタ近くにいたオッサンに宿はねえかと聞いたらそこそこ近くにあると。よし!今日は田舎宿や!
…行けど行けどねえんですが…
今度は別なオッサンに聞く「イポンスキー、すぐ近くだ、着いてこい」
無事到着し、チェックイン。400ルーブル(約1200円)。安過ぎて不安になったが、部屋は清潔だ!ウラジオストクのゴキブリ長屋が最悪なだけね。
ブログ用のiPhone Photoなんでこんなんで許してちょんまげ。
荷物を運んでたら酔っ払いに絡まれる。めんどくせー。疲れてるから寝かせろ!と思っていたが、ビールをしつこく勧めてくる。面倒な押し問答もあったが(僕はロシア語わかんないけどね)最終的に彼らは一緒にお酒を飲みたかっただけなのね。
アトラスマップ指差して今どこなんだ?と聞くと、困っていた。きみたち、ここに住んでるんでしょうが…
一組の家族連れが現れ、聞いてみたら親切に教えてくれた。
「どこまでいくの?」
「西の果てまで」
「ウチはチタなんだけど、一緒に行こうよ!」
「マヂスカ!!」
なんと心強い!やったぜ!
ちなみに、ここはアルハラという名前の小さな街。日本人なんか一人も居ないから、リンチにでも合うんじゃないかとビビりまくりだったのだ。
セルゲイ&インナ夫妻
子供たち。フェアリングのロシア語はウラジオストクの税関に書かれた。
翌朝、少々寒い中荷作りをする。そういえば、どれくらいで行くのか聞いてなかったな。
「今日はどこまで?」
「もちろん、家までよ。」
「家って?チタ?」
「当たり前じゃないの。」
…あの〜、約2000kmあるんですが…
道の途中で。
そんでセルゲイ、どうやらオートバイに乗りたいらしい。
彼はロシア語しかわからないので、インナに通訳を頼む。
てな訳で
ライダー交代。
うおー、車は快適だぜ!眠くなるぜ!あれ、セルゲイ見えなくなってんだけど… おぉいおい、5速でぶん回しまくってんじゃん!!!…程なくして止まる。
あらま、ガス欠んなっちまった。そらそうさ、こっちはガソリンとエンジンとタイヤをセーブして300km走っても余裕があるぐらいにしてんだもの。
予備ガス入れて、それを伝えると理解はして貰えたようだ。うんうん、それでよし。
約200km毎に交代して、走る。僕は車も運転した。右ハンドル、右側走行はロシアルール。
彼らのスパシオ。逆光許して。
夕方ぐらいで約1000km。ううぅ、日本の真冬の夜を走ってるぐらい寒い…
セルゲイが代わってやると。なんかイラついとる。そりゃそうさ、250過積載で、時速150kmの車と一緒に走れる訳がない。所々待っててもらってたんだ。インナは「気にしないで、私達はあなたと旅ができてとても楽しいんだから」と。
でも、これじゃ今日中には着かないぜ。
程無くして夜。
標高が高いのか極寒でござい!
バハライトをハイビームにして、何も無い先へ。
一寸前も一寸先も闇。
辺りは真っ暗闇。
極度の緊張感で眠くなる。
…このバイク、メーターの照明ないんだ!見えないからそっちの計算で止まってくれと伝える。
あと、500kmの所。夜中の2時。彼らもやはり眠いという事なので、仮眠。
車の外気温みたら2度!
全部のオーバーウェアを着てみたが、
バイクウェアってすげー!寒くないもの。
翌朝5時半、出発。
朝も冷える。息が白い。
空が白んで行くのが美しい。
西へ進んでいるのでミラーから朝焼けを望む。
ツンドラのホリゾンタル。
大丈夫、まだ行ける!
午前10時ぐらいかな?チタへ到着。
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COMMENT
- 更新を見てホットした
-
「生きていたか!」
爺婆は毎日アクセスして、気にしていた。
ホットしたね。
気候は厳しさを増して来ているようですね。
しかし、ロシア人もひとなつっこいのが多いようだね。セルゲイ&インナさんも、さすが大陸的でオモロイ夫婦ですね。
読んでいると、君はまるでロシア語ペラペラのように感ずるけど、例の「7ヶ国会話本」のようなもので身振り手振りでやっているのでしょうか。
美事なコミニケーションじゃないの。
駆け足でやってくる冬将軍より先に、フランスあたりまで行ってね。
道が凍結すると恐いから。
中古バイクは快調のようですね。
最後まで可愛がって、大切にしてね、最大、最愛の相棒ですからね。
楽しく、安全な旅を祈る。
では次の更新を待っています。
niigata jii baba
- 無題
-
Twitter及びブログ…Googleマップで確認しながら、一緒に旅行している気分でニヤニヤしながら見ているよ。
チタかぁ…バイカル湖近くの街だよね。
そこら辺って、日本人のルーツと呼ばれるブリヤート人が住んでいるトコロだよ、確か。
DNAが縄文人ととても似ているんだってさ。
すっげぇ興味深い地域だ!!
いいなぁ……!!!!
- 無題
-
新潟じじばば様
どうも!コメントありがとうございます。
彼らは英語で話してくれます。無理して話してくれます。
僕もあまり得意ではないですが、サバイバル英会話は身に付いてきました。
ロシア語は少しですが理解をするようになりました。
いつも見ていて下さってありがとうございます。
マサさん
まいど!今日は久々に晴れてます!
ブリヤート系の人々はほんと日本人みたい!ウランウデを通過した際、えなりかずきそっくりな人をみました!
帰ったら浴びるように溺れるように飲みましょう!どっかの蕎麦屋がいいですね!
みかさん
コメントありがとう!
ちょーさみーよ!だって朝とか二度だもん、寒さで目が冷めます。
モスクワまでいけば温かいはずさ。では!
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男性
職業:
ワールドルンペン
趣味:
music & motorcycle
自己紹介:
このたびの災害により、被災または避難された皆様におかれましては、心からお見舞い申し上げます。
1986年生まれ
三年半勤めた建築写真事務所を退社後、
2011年8月27日よりオートバイで大陸に乗り込む。
1986年生まれ
三年半勤めた建築写真事務所を退社後、
2011年8月27日よりオートバイで大陸に乗り込む。
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